作=藤沢周平、山本周五郎 演出=丹野郁弓
4・12月 全国
日本を代表する作家の短編小説を、朗読の名手として知られる篠田三郎さんと樫山文枝が江戸情緒たっぷりにお届けいたします。
上演時間 約2時間
「山桜」
海坂藩の下級武士の娘・野江は、前の夫に病気で先立たれ、磯村庄左衛門と再婚した。叔母の墓参りの帰りに、磯村家よりも前に縁談の申し込みがあった剣術の名手・手塚弥一郎と偶然出会う。野江が手塚との縁談を断ったのは、剣術使いは怖い人だとの思い込みからだった。
しかし実際に話をしてみると、手塚は正反対の心の優しい男だった。その日から野江は手塚のことを意識するようになる。山桜が満開の頃であった……。
「夜の辛夷」
女の独り身で子どもを育てるために岡場所に身を落としたお滝は、凶状もちが逃げ込めば、岡っ引きに密告して礼金を得、客には年を偽って稼ぐため、朋輩に罵られている。
ある十二月の寒い晩、彼女は岡場所になどに来る気質とは違った元吉という職人風の客をとった。おかしなことに男は「寝床は二つ取ってくれ」と言う。この男はもう二度と来ることはないだろうとお滝は思ったのだが、なぜか元吉はまたやって来た……。
上演地 | 会場 | 上演期日 | 上演回数 | お問合せ |
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伊勢崎 | メガネのイタガキ文化ホール伊勢崎(伊勢崎市文化会館)小ホール | 2025年4月2日 | 1回 | いせさき演劇鑑賞会 0270-23-5100 |
高崎 | 高崎市シティギャラリー コア・ホール | 2025年4月3日 | 1回 | 高崎演劇鑑賞会 027-323-0955 |
本庄 | グローバルソフトウェア本庄文化ホール(本庄市民文化会館)大ホール | 2025年4月4日 | 1回 | 本庄虹の演劇鑑賞会 0495-71-7456 |
深谷 | 深谷市民文化会館 大ホール | 2025年4月5日 | 1回 | 深谷虹の演劇鑑賞会 048-573-2282 |
計4回