劇団民藝

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2024年上演作品

篠田三郎・樫山文枝 文学の夕べ

第1部 作=藤沢周平 第2部 作=山本周五郎
演出=丹野郁弓

10月 北海道

日本を代表する作家の短編小説を、朗読の名手として知られる篠田三郎さんと樫山文枝が江戸情緒たっぷりにお届けいたします。

上演時間 約2時間
第一部:45分/休憩15分/第二部:60分

あらすじ

「山桜」
海坂藩の下級武士の娘・野江は、前の夫に病気で先立たれ、磯村庄左衛門と再婚した。叔母の墓参りの帰りに、磯村家よりも前に縁談の申し込みがあった剣術の名手・手塚弥一郎と偶然出会う。野江が手塚との縁談を断ったのは、剣術使いは怖い人だとの思い込みからだった。
しかし実際に話をしてみると、手塚は正反対の心の優しい男だった。その日から野江は手塚のことを意識するようになる。山桜が満開の頃であった……。

「夜の辛夷」
女の独り身で子どもを育てるために岡場所に身を落としたお滝は、凶状もちが逃げ込めば、岡っ引きに密告して礼金を得、客には年を偽って稼ぐため、朋輩に罵られている。
ある十二月の寒い晩、彼女は岡場所になどに来る気質とは違った元吉という職人風の客をとった。おかしなことに男は「寝床は二つ取ってくれ」と言う。この男はもう二度と来ることはないだろうとお滝は思ったのだが、なぜか元吉はまたやって来た……。


【麻生公演】アルテリッカしんゆり2024
5月4日(土・祝) 14:00開演(13:20開場)
新百合トウェンティワンホール
◆入場料金(税込・自由席)
 一般:4,000円/民藝の仲間会員:3,000円/U25割:2,500円(劇団のみ取扱い)
◆発売開始 1月31日
◆お問合せ 劇団民藝 044-987-7711

※こちらの公演は前売券が完売いたしました。公演当日、13時より若干枚数当日券を販売いたします。


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キャスト

  • 篠田篠田
  • 樫山樫山
朗読(山桜)篠田三郎
朗読(夜の辛夷)樫山文枝

スタッフ

照明石坂晶子
音響岩田直行