劇団民藝

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2024年上演作品

囲われた空

原題=Caging Skies
原作=クリスティン・ルーネンズ
脚色=デジレ・ゲーゼンツヴィ
訳=河野哲子(『囲われた空』小鳥遊書房刊) 演出=小笠原響

12月 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

文化庁 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(公演創造活動))
独立行政法人日本芸術文化振興会

 2019年に上映されたアメリカ映画『ジョジョ・ラビット』は、かつて見たこともない魅力的な反ナチス映画として話題になり、アカデミー賞脚色賞を受賞しました。この映画の原作小説『Caging Skies』(囲われた空)を、ベネズエラ生まれのデジレ・ゲーゼンツヴィが戯曲化。ホロコースト生存者の第二世代であるゲーゼンツヴィ氏による今作は、ポップでユーモラスな映画の印象とは違い、切実な人間ドラマとして鮮やかに描かれています。遠藤周作『善人たち』(KEIKOBA公演)につづく小笠原響さん演出による期待の第二作。
 第二次世界大戦末期のウィーン。ヒトラー・ユーゲントに所属する17歳の青年ヨハニスは、爆撃で怪我を負い自宅療養しています。負傷してもなお総統に忠誠を誓う彼が壁の裏に見つけたのは、なんと25歳のユダヤ人女性、エルサでした。ヨハニスの母ロスヴィタが匿っていたのです。ヨハ二スは、彼自身も驚く想像もつかない行動をとるのでした……。

主な出演