劇団民藝

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2023年上演作品

善人たち

作=遠藤周作 演出=小笠原 響

協力:長崎市遠藤周作文学館、町田市民文学館ことばらんど、新潮社、周作クラブ

文化庁 文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援))
独立行政法人日本芸術文化振興会

2023年8月3日(木)~13日(日) 劇団民藝稽古場
8月2日プレビュー公演

川崎市麻生区へ拠点移転40周年を記念して誕生したKEIKOBA公演。好評を博した『破戒』に続いて、第二弾は遠藤周作さんの『善人たち』を上演します。
2021年12月、長崎市が遠藤周作文学館から未発表の直筆戯曲三作品を発見したと発表し、全国的なニュースとなりました。三本中もっとも遠藤文学の主要なテーマが凝縮されているとして研究者の注目を集めるのが『善人たち』です。
真珠湾攻撃がはじまる直前の米国。キリスト教徒の家庭に滞在する日本人留学生をめぐり、人々の心の変化、その奥底が綿密に描かれます。「日本人とキリスト教」、「人間とは何か」。作者が長年抱え続けた問いと正面から向き合った傑作です。
民藝初登場の実力派・小笠原響さんの演出による小空間ならではの緻密な演技と、劇団活動を支える建物全体から息吹く演劇のダイナミズムにご期待ください。

【上演時間】約2時間30分(1時間/休憩15分/1時間15分)

あらすじ

1940年、米国ニューヨーク州東部オールバニイ。キリスト教徒のロジャース家は、長男で牧師補のトムの母校である神学校に留学する阿曽コウキチを家族のように迎え入れる。町の人びとも日本から来た物静かで礼儀正しいコウキチを歓迎した。穏やかで善意に満ちた日々を過ごしていたが、日本軍の南方侵攻が激化するにつれ、オールバニイにはコウキチを憎む声が生まれてきて……。

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キャスト

トマス・ロジャース塩田泰久
ロジャース夫人中地美佐子
コトン橋本 潤
フレッド天津民生
キャサリン神保有輝美
阿曽コウキチ滑川龍太
ブランデー牧師みやざこ夏穂
ホー平野 尚
ジェニー小嶋佳代子
ジェームス今野吉岡扶敏
ボブ・マクマレイ千葉茂則
コロス(善人たち)河野しずか
 〃 森田咲子
 〃 野田香保里
 〃 仲野愛子
 〃 清水川千紘
 〃 吉田正朗
 〃 保坂剛大
 〃 小守航平

スタッフ

装置松岡 泉
照明石坂晶子
衣裳宮本宣子
効果岩田直行
舞台監督深川絵美

スケジュール

2023年8月3日(木)~13日(日) 劇団民藝稽古場[川崎市麻生区黒川]

8月 2
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11
12
13
13:30    
16:00                      
18:30                  
  • ✖:前売販売分は終了しました。当日券につきましては、公演当日の10:00以降に劇団へお問合せください。劇団民藝:044-987-7711
  • 受付・開場は45分前からです。
  • ★2日(水)はプレビュー公演を行います。

劇団民藝稽古場のアクセスマップ

  • 京王線「調布」で(橋本行)に乗り換え「若葉台」下車徒歩5分
  • 小田急線「新百合ヶ丘」で(唐木田行)に乗り換え「黒川」下車徒歩8分

※駐車場がございません。電車をご利用ください。

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