作=ナガイヒデミ 演出=中島裕一郎
2023年2月11日(土)~19日(日)
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
愛媛県に生まれ、京都で劇作を続けるナガイヒデミさんの『送り火』『白い花』につづく民藝書き下ろし第三作。瀬戸内地方の農村を舞台に、村のコミュニティを守ってきた女性のささやかな選択にやわらかな光をあてます。
時代からとり残された農村にも「開発」と「発展」の波が押し寄せ、便利さと補償金が村人の暮らしを変えてしまう。老後の生きるよろこびとは何か、しあわせとは何か――。ナガイさんの故郷の原風景が、みずみずしく豊かな愛媛弁で描かれ、登場人物の日々の営みと人生が鮮やかに浮かびあがってきます。
上演時間 約2時間5分
65分/休憩15分/45分
2013年8月。瀬戸内地方の農村で、地元の人が「パーマ屋」と呼ぶ美容室を営む緑。彼女で四代目となる「ノア美容室」は、村人の暮らしを彩り、村に欠かせない社交場となってきた。しかし村は高齢化し、馴染み客がだんだんといなくなっていく。
折しも高速道路建設の工事が始まり、補償金を貰って土地を手放し町へ越していく村人が後を絶たない。地元銀行の支店長である息子肇も早く立ち退くよう緑に強く勧めてくるが、「こがな歳」になったと言う緑にとって、美容室での隣人との会話が、いま一番の楽しみである。肇と仲たがいしている大学生の孫娘映子も自分の居場所を求めて緑に加勢する。
そこに幼なじみで戦場カメラマンの五郎が村へ久しぶりに帰ってきて、店を閉めて一緒に海外へ旅にでようと緑を誘う……。
櫟木 緑 | 日色ともゑ |
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元田あかり | 船坂博子 |
弓岡麻帆 | 白石珠江 |
名越 肇 | 天津民生 |
名越映子 | 加來梨夏子 |
浪江五郎 | 西川 明 |
装置 | 勝野英雄 |
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照明 | 前田照夫 |
衣裳 | 西原梨恵 |
音楽 | 小笠原 尚 |
効果 | 吉原 敦 |
舞台監督 | うちだ潤一郎 |
2023年2月11日(土)~19日(日) 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(新宿南口)
2月 | 11 土 祝 |
12 日 |
13 月 |
14 火 |
15 水 |
16 木 |
17 金 |
18 土 |
19 日 |
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13:30 | ○ | ○☆ | ○ | ○ | ○ | ○★ | ○ | ||
18:30 | ○ | ○ |
ご利用の際は必ず事前にご連絡ください。
上記制度をご利用の際は、事前に劇団までご連絡ください。
劇団民藝
TEL.044-987-7711
E-MAIL seisaku@gekidanmingei.co.jp
詳細は「バリアフリー観劇について」をご覧下さい。
上演地 | 会場 | 上演期日 | 上演回数 | お問合せ |
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新宿 | 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA | 2023年2月11日~19日 | 9回 | 劇団民藝 044-987-7711 |
計9回