劇団民藝

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2021年上演作品

ある八重子物語《劇団民藝+こまつ座公演》

作=井上ひさし 演出=丹野郁弓

2021年6月17日(木)~27日(日)
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

ご好評につき再演決定!
新劇から出発して新派で活躍した初代・水谷八重子(1905~1979)。「世の中がいまより少しでもましになりますように」という新劇の考え方に影響を受け、〈女優〉という新しい職業の確立をめざした時代の先駆けとして知られています。戦前・戦中・戦後。とある病院を舞台に、新派を愛する人びとによって語られる八重子の芸と生きざまとは。井上ひさし流の爆笑とユーモラスな筆致で、「滝の白糸」「婦系図(おんなけいず)」「日本橋」「明治一代女」など新派劇の代表的な舞台や名台詞も散りばめられて物語が展開します。初演は水谷八重子十三回忌追善・新派特別公演として1991年新橋演舞場で上演。ひさし版〈昭和と女優〉ともいえる傑作戯曲を、初の民藝+こまつ座提携でご覧いただきます。
【上演時間】
第一幕40分(休憩10分)第二幕70分(休憩10分)第三幕45分
休憩含め計2時間55分

あらすじ

神田川が隅田川へと流れこみ、花街として栄えた柳橋。舞台は、昭16(1941)年から敗戦直後の昭21(1946)年にかけての柳橋・古橋医院。ここに集う人びとは、水谷八重子に心酔する古橋院長を筆頭に、事務方、看護婦、女中まで全員が大の新派マニア。患者の身の上話もたちまち「婦系図」風の筋書きに。そこへ八重子そっくりの「音楽のような声」をもつ芸者花代が登場、恋愛事件もわきおこって大騒動。はたまた「女形の研究」に熱中するあまり、入営日に寝過ごし徴兵忌避者になってしまう大学生もからんで……。



《新型コロナウイルス感染症拡大予防対策とお客様へのお願い》

劇団民藝では、皆様に安心してご観劇いただくために、「劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を順守して感染防止策を行っています。対策は、今後の感染状況に応じて変更する場合があります。

◆出演俳優およびスタッフは検温・手指消毒に加え、公演期間中(稽古期間を含む)はPCR検査を重ねております。また、期間中は健康状態の記録を作成し、体調管理に努めています。
◆劇場内の手すり、椅子、トイレなど、多くのお客様の手が触れる場所の消毒を強化し、衛生管理と換気を徹底します。
◆劇場入口、トイレなどに消毒液を設置します。
◆スタッフはマスクを着用します。一部スタッフはフェイスガード、手袋を着用して応対いたします。

○以下の4項目に該当するお客様にはご入場をご遠慮いただいております。
1) 発熱(37.5℃以上)のほか、風邪、味覚・臭覚異常の症状等、体調がすぐれないお客様。
2)マスクを着用していないお客様。
3)新型コロナウイルス感染症陽性と確認された方と濃厚接触があるお客様。
4)感染拡大している国や地域への海外渡航歴が14日以内にあるお客様。

○ご来場時のお願い
お客様お一人おひとりが、安心してご観劇いただけますようご理解、ご協力をお願いします。
・マスクの着用をお願いいたします。
・ご入場の際、入口設置の消毒液で手指の消毒、検温にご協力ください(37.5℃以上の方は入場できません)。
・こまめな手洗をお願いいたします。
・咳エチケット、場内での会話は出来るだけお控えください。
・混雑時の入退場では、時差式および整列をお願いすることがあります。
・出演者との面会、お花や食品等の贈り物はご遠慮いただいております。
・感染拡大防止のため、お客様のご連絡先を保健所などの公的機関に提供する場合がございます。
・ご観劇の後、体調がすぐれなくなった方は、劇団民藝(電話044-987-7711)まで、ご連絡ください。
※水分補給以外の客席、ロビーでのご飲食は、ご遠慮いただいております。
前回公演でロビーでの飲食に対し指導を受けておりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。
(2021年5月11日)

国からの2021年5月28日付「基本的対処方針に基づく催物の開催制限、施設の使用制限等に係る留意事項について」(6月1日から20日まで)の発出を受け、民藝では29日から東京都の「イベント制限等」の要請に対応することにいたしました。開演時間の変更はいたしませんが、お席についてご不明ご不安な点がございましたらお電話等でお問い合わせください。なお、間隔を空けた客席エリアも数量限定でご用意しておりますので、ご希望の方はご相談ください。東京都の「イベント制限等」の要請については、下記東京都防災ホームページでご欄いただけます。
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1007617/1012710.html
(2021年6月16日)

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キャスト

古橋健一郎篠田三郎(青山事務所)
倉田大吉横島 亘
佐久間たつ子藤巻るも
田中お清中地美佐子
高瀬力太郎千葉茂則
竹内一夫塩田泰久
池田徳蔵吉岡扶敏
二代目小森新三みやざこ夏穂
笹原巡査吉田正朗
お浜日色ともゑ
神谷光子印南 唯
月乃(高瀬さわ子)吉田陽子
ゆきゑ(竹内京子)桜井明美
花代(小山花)有森也実(客演)
節子加塩まり亜
順子佐々木郁美
正子清水川千紘
着付けのおじさん平野 尚
 〃 横山陽介
 〃 愼 将吾

スタッフ

装置勝野英雄
照明前田照夫
衣裳宮本宣子
音楽八幡 茂
効果岩田直行
所作指導西川瑞扇
舞台監督深川絵美

スケジュール

2021年6月17日(木)~27日(日) 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(新宿南口)

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13:30    
18:30                  

紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA(新宿南口)のアクセスマップ

  • JR新宿駅「新南口」より徒歩5分・「南口」より徒歩8分/JR代々木駅「東口」より徒歩5分
  • 地下鉄副都心線 新宿三丁目駅「E8出口」より徒歩5分

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バリアフリー観劇について

ご利用の際は必ず事前にご連絡ください。

  • バリアフリー割引がございます。
  • 土日のみ、無料託児所をご用意しております。
  • 車いす席・補助犬、点字ちらし、点字パンフレットのご用意がございます。
  • 視覚障害者対象・事前舞台説明会を6月20日、24日、26日12:30~開催します。
  • 聴覚障害をお持ちの方を対象に台本事前貸出を行っております。劇団までお申し込みください。

上記制度をご利用の際は、事前に劇団までご連絡ください。
劇団民藝
TEL.044-987-7711
E-MAIL seisaku@gekidanmingei.co.jp

詳細は「バリアフリー観劇について」をご覧下さい。

上演記録

上演地会場上演期日上演回数お問合せ
新宿紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA2021年6月17日~27日11回劇団民藝 044-987-7711

計11回