劇団民藝

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2021年上演作品

集金旅行

原作=井伏鱒二 脚本=吉永仁郎
演出=高橋清祐・中島裕一郎

12月 俳優座劇場

beyond2020プログラム

2013年の初演いらい日本各地を巡演してきた傑作喜劇『集金旅行』が、いよいよ東京に舞い戻ってきます。「黒い雨」などで知られる井伏鱒二が1935年に発表した連作小説「集金旅行」を初めて舞台化。全国各地で190ステージを重ねて客席を笑いの渦に巻き込んできました。このたびの凱旋公演は、妖しげな色気をもつコマツランコ演じる樫山文枝と、自称「売れない小説家」ヤブセマスオ演じる西川明をはじめ、芸達者な俳優陣の練りに練った演技でお芝居の醍醐味を存分に味わっていただきます。また舞台は昭和初期、荻窪をふり出しに岩国、下関、福岡、尾道、福山とまわって集金していきますので、猛特訓を重ねた古いお国ことばにも乞うご期待! 若き太宰治も登場して必見の好舞台です。

あらすじ

東京荻窪のアパートの主人がぽっくり亡くなった。家族も親戚もなく、遺されたのはかなりの額の借金。担保に入ってしまったこの安アパートが気に入ってこの先も住み続けたい居住者たちは一計を案じる。部屋代を踏み倒して夜逃げしていった不心得者たちの郷里を巡り、故人に代わって滞納金を取り立て、借金の返済に当てようというのだ。不運な役を受ける羽目になった十号室の自称"売れない小説家"のヤブセマスオ氏はしぶしぶ中国地方・九州へ向かう。それを知った七号室のコマツランコさんは、同行して各地にいる昔の不実な恋人たちから慰謝料を取り立てたいと……。こうして目的の違う集金人二人の奇妙な道中が始まる。

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主な出演