劇団民藝

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2023年上演作品

巨匠―ジスワフ・スコヴロンスキ作「巨匠」に拠る―

作=木下順二 演出=丹野郁弓

2023年12月8日(金)~17日(日)
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

文化庁 助成 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援))
独立行政法人日本芸術文化振興会

協賛:株式会社千代田工務店

老人が命をかけて演じたマクベス
若い俳優はその姿に何を見たのか――

人は危機的状況において積極的な自己主張ができるのか。いまを生きる私たちにとっての「危機的状況」とは――。『夕鶴』『神と人とのあいだ』『子午線の祀り』などで日本を代表する劇作家・木下順二さんがポーランドのテレビドラマに触発されて書き下ろした衝撃の現代劇にふたたび挑みます。1991年に滝沢修、97年・2004年・10年には大滝秀治が老人役を演じ大きな反響を呼びました。この度は丹野郁弓の新演出でキャストを一新してあらたな舞台を創造します。

【上演時間】約75分(休憩なし)

あらすじ

人気俳優が演じるシェイクスピア『マクベス』の初日の幕がまもなく開こうとしている。楽屋ではある演技をめぐって演出家との議論になる。食いさがる演出家に、俳優はついに20年前に体験したある出来事を語り出すのだった。
1944年、ワルシャワ蜂起に対するナチス・ドイツの弾圧を逃れた人々が郊外の小学校に潜んでいた。命からがらその教室へ辿り着いた俳優は女教師、前町長、ピアニスト、医師、そして老人と出会う。そこへゲシュタポが現れ、昨夜起こったレジスタンスによる鉄道爆破への報復として4人の知識人を銃殺するという。老人の身分証明書には簿記係とあったため、彼は知識人ではないとして除外される。だが彼は、自分は俳優であると主張、それを証明するためにマクベスのモノローグを朗誦するのだった……。

◎12月14日(木)19:00開演の回では客席最後列に撮影カメラが入ります。
予めご了承ください。

※※※リピーター特典のお知らせ※※※
『巨匠』公演期間中(2023年12月8日〜17日)の来場者の方で2回目のご観劇となる方は1回目にご使用になった本公演チケットを受付でご提示ください。本公演パンフレット(定価600円)を贈呈いたします。

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キャスト

齊藤尊史
俳優神 敏将
老人西川 明
女教師細川ひさよ
前町長小杉勇二
ピアニスト花城大恵
医師天津民生
ゲシュタポ橋本 潤
通訳山本哲也
兵士たち保坂剛大
 〃 工村健人
避難者たち今野鶏三
 〃 滑川龍太
 〃 釜谷洸士
 〃 一之瀬朝登
 〃 河南フミ
 〃 齊藤みのり
 〃 石川 桃
 〃 船津優舞

スタッフ

装置勝野英雄
照明前田照夫
衣裳緒方規矩子
効果岩田直行
舞台監督中島裕一郎

スケジュール

2023年12月8日(金)~17日(日) 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(新宿南口)

12月 8
9
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12
13
14
15
16
17
13:30    
19:00                
  • 開場は開演の30分前、チケット受付は1時間前からです。
  • ☆12月10日(日)終演後、バックステージ・ツアーを開催します。
  • ★12月16日(土)終演後、出演者との交流会を開催します。
  • バックステージ・ツアー、交流会どちらも参加無料、予約不要です。他日ご観劇の方でイベントにご参加の方は、お持ちのチケット(もしくは半券)をご持参のうえ終演時間に劇場ロビーへお越しください。

紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA(新宿南口)のアクセスマップ

  • JR新宿駅「新南口」より徒歩5分・「南口」より徒歩8分/JR代々木駅「東口」より徒歩5分
  • 地下鉄副都心線 新宿三丁目駅「E8出口」より徒歩5分

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