原題=Candles to The Sun
作=テネシー・ウィリアムズ 訳=吉原豊司 演出=高橋清祐
3-4月 首都圏
『ガラスの動物園』『欲望という名の電車』など詩的でメランコリックな作風で知られるテネシー・ウィリアムズが、炭鉱夫一家の絶望と希望とをリアルに描いた異色作。この『蝋燭の灯、太陽の光』は、ウィリアムズが劇作家として名をなす前、1937年にセントルイスのアマチュア劇団のために本名で書かれた戯曲です。2014年に劇団民藝により本邦初演。現代社会の暗部をするどく照射し、多くの観客に熱き共感を呼びました。
1936年ごろ、貧困にあえぐアメリカ南部の炭鉱町。炭坑事故で夫を亡くしたファーンは、幼い一人息子ルークには奴隷のような暮らしから抜けだしてほしいと願って、ルークを上級学校へ進学させようと懸命に働いていた。しかし、17歳になったルークは、足りない学費を自分で稼ぐと言って、ファーンの反対を押しきり、祖父や叔父とともに危険な五番坑に入っていった。ファーンの心配は現実のものに……。町には警笛が鳴りひびいていく。
ブラム・ピルチャー(炭鉱夫) | 千葉茂則 |
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ヘスター(その妻) | 箕浦康子 |
スター(その娘) | 桜井明美 |
ジョエル(その息子・次男) | 西部 守 |
ファーン(ピルチャー家の長男ジョンの未亡人) | 日色ともゑ |
ルーク(ファーンの息子) | 岩谷優志 |
バーミンガム・レッド(炭鉱夫) | 吉岡扶敏 |
ミス・ウォーレス(学校の先生) | 河野しずか |
ティム・アダムズ(会社が経営する売店のマネージャー) | 山本哲也 |
ミセス・アベイ(炭鉱支配人の妻) | 戸谷 友 |
エセル・サンター(近所に住むオールドミス) | 有安多佳子 |
ホワイティー・サンタ―(信心深い老人) | 今野鶏三 |
ショーン・オコーナー(炭鉱夫) | 内藤安彦 |
テロリストたち・炭鉱夫たち | 塩田泰久 |
〃 | 岡山 甫 |
〃 | 吉田正朗 |
〃 | 大野裕生 |
〃 | 平野 尚 |
〃 | 近藤一輝 |
炭鉱夫の妻たち | 印南 唯 |
〃 | 野田香保里 |
〃 | 神保有輝美 |
装置 | 堀尾幸男 |
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照明 | 中川隆一 |
衣裳 | 西原梨恵 |
効果 | 岩田直行 |
舞台監督 | 中島裕一郎 |
上演地 | 会場 | 上演期日 | 上演回数 | お問合せ |
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千葉 | 千葉市民会館 | 2019年3月25日~28日 | 4回 | ちば演劇を見る会 043-245-2886 |
四街道 | 四街道市文化センター | 2019年3月30日 | 1回 | ちば演劇を見る会 043-245-2886 |
立川 | たましんRISURUホール 立川市市民会館 | 2019年4月1日 | 1回 | 三多摩演劇をみる会 042-523-5031 |
町田 | 町田市民ホール | 2019年4月2日 | 1回 | 町田演劇鑑賞会 042-726-9325 |
八王子 | 八王子いちょうホール | 2019年4月4日・5日 | 2回 | 演劇をみる会「あさかわ」 042-657-4082 |
松戸 | 松戸市民会館 | 2019年4月6日 | 1回 | 松戸演劇鑑賞会 047-369-5359 |
船橋 | 船橋市民文化ホール | 2019年4月9日〜12日 | 4回 | ふなばし演劇鑑賞会 047-402-6488 |
北 | 北とぴあ さくらホール | 2019年4月13日 | 1回 | 城北演劇を観る会 03-5390-3155 |
練馬 | 練馬文化センター(小) | 2019年4月16日・17日 | 2回 | ねりま演劇を観る会 03-3948-2005 |
大宮 | さいたま市民会館おおみや | 2019年4月18日・19日 | 2回 | 大宮演劇鑑賞 048-649-0539 |
桶川 | 響の森桶川市民ホール | 2019年4月20日 | 1回 | 大宮演劇鑑賞 048-649-0539 |
板橋 | 板橋区立文化会館 | 2019年4月23日 | 1回 | 板橋演劇鑑賞会 03-3962-7105 |
さいたま | 埼玉会館 | 2019年4月24日・25日 | 2回 | 埼玉市民劇場 048-824-6661 |
所沢 | 狭山市市民会館 | 2019年4月26日 | 1回 | 所沢演劇をみる会 04-2924-1099 |
計24回