劇団民藝

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2013年上演作品

黒い雨八月六日広島にて、矢須子

原作=井伏鱒二「黒い雨」(新潮文庫刊)より
上演台本=笹部博司 演出=丹野郁弓

「黒い雨」に描かれているのは昭和20年8月6日、広島で被爆した家族の物語です。引き取った姪の矢須子を何とか嫁がせようとする重松・シゲ子の夫婦。しかしその努力も無駄になる日がやってきます。逆境の中でも健全さ、人間性を失わない叔父重松のような人々が、敗戦後の日本を黙々と復興させてきました。原爆体験という人類の未曾有の悲劇を通して、なかなかクローズアップされることのない日本人の心を井伏鱒二は描きたかったのではないでしょうか。現代にも通ずるこの物語を奈良岡朋子の語りにより舞台化します。

  • 黒い雨
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上演記録

上演地会場上演期日上演回数お問合せ
新潟りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 能楽堂2013年8月2日・3日2回公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
相模原相模女子大学 グリーンホール2013年8月8日1回公益財団法人相模原市民文化財団
川崎川崎市アートセンター アルテリオ小劇場2013年8月15日1回劇団民藝 044-987-7711
新宿紀伊國屋サザンシアター2013年8月16日1回劇団民藝 044-987-7711

計5回