劇団民藝

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2019年上演作品

蝋燭の灯、太陽の光

原題=Candles to The Sun
作=テネシー・ウィリアムズ 訳=吉原豊司 演出=高橋清祐

3-4月 首都圏

『ガラスの動物園』『欲望という名の電車』など詩的でメランコリックな作風で知られるテネシー・ウィリアムズが、炭鉱夫一家の絶望と希望とをリアルに描いた異色作。この『蝋燭の灯、太陽の光』は、ウィリアムズが劇作家として名をなす前、1937年にセントルイスのアマチュア劇団のために本名で書かれた戯曲です。2014年に劇団民藝により本邦初演。現代社会の暗部をするどく照射し、多くの観客に熱き共感を呼びました。

あらすじ

1936年ごろ、貧困にあえぐアメリカ南部の炭鉱町。炭坑事故で夫を亡くしたファーンは、幼い一人息子ルークには奴隷のような暮らしから抜けだしてほしいと願って、ルークを上級学校へ進学させようと懸命に働いていた。しかし、17歳になったルークは、足りない学費を自分で稼ぐと言って、ファーンの反対を押しきり、祖父や叔父とともに危険な五番坑に入っていった。ファーンの心配は現実のものに……。町には警笛が鳴りひびいていく。

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キャスト

ブラム・ピルチャー(炭鉱夫)千葉茂則
ヘスター(その妻)箕浦康子
スター(その娘)桜井明美
ジョエル(その息子・次男)西部 守
ファーン(ピルチャー家の長男ジョンの未亡人)日色ともゑ
ルーク(ファーンの息子)岩谷優志
バーミンガム・レッド(炭鉱夫)吉岡扶敏
ミス・ウォーレス(学校の先生)河野しずか
ティム・アダムズ(会社が経営する売店のマネージャー)山本哲也
ミセス・アベイ(炭鉱支配人の妻)戸谷 友
エセル・サンター(近所に住むオールドミス)有安多佳子
ホワイティー・サンタ―(信心深い老人)今野鶏三
ショーン・オコーナー(炭鉱夫)内藤安彦
テロリストたち・炭鉱夫たち塩田泰久
 〃 岡山 甫
 〃 吉田正朗
 〃 大野裕生
 〃 平野 尚
 〃 近藤一輝
炭鉱夫の妻たち印南 唯
 〃 野田香保里
 〃 神保有輝美

スタッフ

装置堀尾幸男
照明中川隆一
衣裳西原梨恵
効果岩田直行
舞台監督中島裕一郎

上演記録

上演地会場上演期日上演回数お問合せ
千葉千葉市民会館2019年3月25日~28日4回ちば演劇を見る会 043-245-2886
四街道四街道市文化センター2019年3月30日1回ちば演劇を見る会 043-245-2886
立川たましんRISURUホール 立川市市民会館2019年4月1日1回三多摩演劇をみる会 042-523-5031
町田町田市民ホール2019年4月2日1回町田演劇鑑賞会 042-726-9325
八王子八王子いちょうホール2019年4月4日・5日2回演劇をみる会「あさかわ」 042-657-4082
松戸松戸市民会館2019年4月6日1回松戸演劇鑑賞会 047-369-5359
船橋船橋市民文化ホール2019年4月9日〜12日4回ふなばし演劇鑑賞会 047-402-6488
北とぴあ さくらホール2019年4月13日1回城北演劇を観る会 03-5390-3155
練馬練馬文化センター(小)2019年4月16日・17日2回ねりま演劇を観る会 03-3948-2005
大宮さいたま市民会館おおみや2019年4月18日・19日2回大宮演劇鑑賞 048-649-0539
桶川響の森桶川市民ホール2019年4月20日1回大宮演劇鑑賞 048-649-0539
板橋板橋区立文化会館2019年4月23日1回板橋演劇鑑賞会 03-3962-7105
さいたま埼玉会館2019年4月24日・25日2回埼玉市民劇場 048-824-6661
所沢狭山市市民会館2019年4月26日1回所沢演劇をみる会 04-2924-1099

計24回