作=斎藤 憐 演出=丹野郁弓
2018年12月7日(金)~19日(水)
三越劇場
文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
クリスマスを舞台に激動の5年間をこっけいに描く、斎藤憐の代表作。民藝初演から四半世紀をへて、あらたな陣容による新しい舞台化にご期待ください。
敗戦の年のクリスマス。進駐軍の将校クラブに母屋を接収され、離れに追いやられた五條伯爵家。天皇は人間になり、華族制度は廃止。路頭に迷って自殺を図る生活力のない当主の五條(千葉茂則)、戦犯裁判にかけられる弟(本廣真吾)、ヒロポン中毒の息子(岩谷優志)らの中で女たちはたくましく、後妻の華子(中地美佐子)と弟の妻・慶子(吉田陽子)は、将校クラブのホステスを引きうけた。不穏な動きを見せる闇屋の権堂(岡本健一・客演)や、日系二世の軍人ジョージ・イトウ(塩田泰久)が出入りする離れではにぎやかな宴が始まっている。
ジョージの説くデモクラシーの理想に胸をときめかし、愛をふくらませてゆく華子。娘・雅子(神保有輝美)は、なぜか権堂に魅かれてゆく。やがてアメリカの占領政策がかわり、朝鮮戦争がはじまる。特需景気で旧勢力が息をふきかえし、五條の弟は政界に復帰、息子は警察予備隊に。そして翌年、戦死したジョージから、思い出のオルゴールが華子のもとに届くのだった……。
五條紀明(伯爵) | 千葉茂則 |
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華子(その妻) | 中地美佐子 |
紀孝(その弟) | 本廣真吾 |
紘一(その息子) | 岩谷優志 |
雅子(その娘) | 神保有輝美 |
慶子(紀孝の妻) | 吉田陽子 |
三橋(華子の兄) | みやざこ夏穂 |
ジョージ・イトウ(進駐軍将校) | 塩田泰久 |
ウォルター(進駐軍兵士) | 神 敏将 |
権堂 | 岡本健一(客演) |
平井 | 吉岡扶敏 |
藤島 | 大中耀洋 |
ヨシ(女中頭) | 船坂博子 |
ユキ(女中) | 飯野 遠 |
タカ(女中) | 野田香保里 |
稲置(下僕) | 境 賢一 |
深田(門番) | 岡山 甫 |
下山(運転手) | 平野 尚 |
装置 | 松岡 泉 |
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照明 | 前田照夫 |
衣裳 | 西原梨恵 |
効果 | 岩田直行 |
舞台監督 | 風間拓洋 |
2018年12月7日(金)~19日(水) 三越劇場[日本橋三越本店 本館6階]
12月 | 7 金 |
8 土 |
9 日 |
10 月 |
11 火 |
12 水 |
13 木 |
14 金 |
15 土 |
16 日 |
17 月 |
18 火 |
19 水 |
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13:30 | 〇 | 〇 | 〇 | ★ | 〇 | 〇 | 〇 | ★ | ☆ | 〇 | 〇 | 〇 | |
18:30 | 〇 | 〇 |
上演地 | 会場 | 上演期日 | 上演回数 | お問合せ |
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日本橋 | 三越劇場 | 2018年12月7日~19日 | 14回 | 劇団民藝 044-987-7711 |
計14回