劇団民藝

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訃報:劇団民藝俳優の披岸喜美子が永眠いたしました。

2018年3月30日



劇団民藝演技部の披岸喜美子が2月11日に永眠いたしました。88歳でした。
ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んでお知らせいたします。

披岸喜美子(ひぎし きみこ)
1929年7月23日、石川県出身。1948年土方与志校長の「中央演劇学校」に入学し、同校が翌年「舞台芸術学院」と合併。卒業後は同窓生らと演劇グループをつくり中小都市、農村を巡演した。1956年に水品演劇研究所に入所、59年に劇団民藝の劇団員となる。初舞台は58年『法隆寺』。
主な舞台は『るつぼ』セアラ・グッド(62年、86年)、『夜明け前』おふき(64年)、『七人みさき』乞食遍路(76年)、『炎の人』老婆(89年)、『おはなはん』石岡校長(94年)、『根岸庵律女』正岡八重(98)など。
近年では『静かな落日-広津家三代-』赤間ミナ(2001〜12)、『霞晴れたら』増田文子、『来年こそは』おゝおばあちゃん(09年)に出演、最後の舞台は2012年上演の『静かな落日』でした。

披岸喜美子プロフィール

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