劇団民藝

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訃報:劇団民藝演出部の秤屋和久が永眠いたしました。

2017年11月6日



劇団民藝演出部所属の照明家・秤屋和久(はかりや かずひさ)が、10月27日(金)21時、膀胱癌のため東京女子医科大学病院(東京都新宿区)にて死去いたしました。享年87歳。
葬儀はご家族・近親者のみで営まれました。喪主は妻・苑子(そのこ)さん。
謹んでお知らせいたします。

(秤屋和久:略歴)
1930年9月5日生まれ、東京都出身。穴沢照明研究所をへて、1962年劇団民藝演出部の照明部新設とともに民藝入団。いらい長年にわたり劇団民藝の照明プランナーとして活躍、また1993年上海人民芸術劇院との初の日中合同公演『東京の月』や、上海話劇芸術センターとの『双城冬季』(2007年)など照明プランとともに日中演劇の架け橋としても貢献されました。
代表作は『アンネの日記』『炎の人』『セールスマンの死』『夜明け前』『グレイクリスマス』など。最後の舞台は2012年小山祐士作『冬の花』でした。
2014年、第23回日本照明家協会賞特別賞ほか受賞多数。

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