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訃報:劇団民藝演出部の高橋清祐が死去いたしました。

2016年12月12日

訃報 劇団民藝演出部の演出家・高橋清祐さんが11月19日午前3時、虚血性心筋梗塞のため杉並区の自宅で逝去されました。享年84歳。葬儀は近親者のみでとり行いました。
ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んでお知らせいたします。%e9%ab%98%e6%a9%8b%e6%b8%85%e7%a5%90

高橋清祐(たかはしせいすけ、本名同じ)

1932年4月30日生まれ、東京都出身。立教大学卒業。
水品演劇研究所(1954年入所)を経て劇団民藝へ。1961年に劇団員となる。宇野重吉の演出助手を多くの公演でつとめ、68年に学校公演として上演した『島』が初演出(菅原卓との共同演出)。庄野英二の南海三部作『南の島』、『アレン中佐のサイン』、『長い航海』を手がけ評価される。
近年の主な演出作は吉永仁郎作『静かな落日』(2001年~14年)、小幡欣治作『浅草物語』(04~08)、佐藤五月作『待てば海路の…』(06)、リリアン・グローグ作『白バラの祈り』(07~12)、藤沢周平原作・吉永仁郎脚本『海鳴り』(08)、アン・チスレット、キース・ロウルストン作『来年こそは』(09)、小山祐士作『十二月』(10~11)、藤沢周平原作・吉永仁郎脚本『思案橋』(11)、シェルドン・カリー原作『マギーの博物館』(12)、井伏鱒二原作・吉永仁郎脚本『集金旅行』(13~16)、テネシー・ウィリアムズ作『蝋燭の灯、太陽の光』(14)。
最後の演出作は2015年10月上演の吉永仁郎作『大正の肖像画』でした。

 

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