安田正利(やすだ まさとし)


 日本大学芸術科中退後、1954年水品演劇研究所に入所。

 1955年に『ヴィルヘルム・テル』で劇団民藝の初舞台を踏む。

 代表作は堀田清美作『島』の新谷正、大橋喜一作『燕よ お前はなぜ来ないのだ……』のT・K生、秋田雨雀作『水車小屋』弥作、ブロンテ作『ジェイン・エア』のリチャード・メイスン、島崎藤村作『夜明け前』の清助、クライスト作『こわれがめ』のリヒトなど多数。 庄野英二作『短い手紙』ファン、ミラー作『転落の後に』ルウ、木下順二作『夏・南方のローマンス』男B、アルブーゾフ作『イルクーツク物語』コーラスなど、大作の舞台を重ねる。

 最近の舞台では、小島政二郎作『君はいま、何処に…』林(93年)、山本周五郎原作『研師源六』紀国屋六兵衛(95年)、ミラー作『るつぼ』ジャイルズ・コーリイ(98年)、三好十郎作『炎の人』ルーラン、小幡欣治作『かの子かんのん』瓜生庄五郎(ともに2000年)、小山祐士作『泰山木の木の下で』小使、吉永仁郎作『静かな落日』広津柳浪(ともに2001年)など、存在感のある演技で舞台を支えている。



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