2000年12月


三越劇場提携
劇団民藝創立50周年記念


桜の園
アントン・チェーホフ/作 
牧原純/訳
宇野重吉/台本
高橋清祐/演出 

三越劇場(東京日本橋)


かいせつ

2000年の最終公演として、もっともチェーホフらしい喜劇、そしてチェーホフ最後の作品となった「桜の園」をお贈りします。
1974年に宇野重吉演出、細川ちか子のラネーフスカヤで上演しました。
初演から4年後、宇野重吉は「チェーホフの『桜の園』について」を刊行しました.
その基盤をふまえ、さらに新しい演出で、奈良岡朋子のラネーフスカヤをお目にかけます。


  

ものがたり

貴族のむすめで、夫に死に別れるとすぐ新しい恋に陥り外国へ逃げだしたラネーフスカヤ夫人(奈良岡朋子)は
パリの男と別れ5年ぶりに生家に戻ってきました。

しかし彼女とその兄ガーエフ(新田昌玄)の所有地て、百科辞典にも記載されているという美しく広大な桜の園は、
彼女らの無能力と浪費のゆえにもはや借金の抵当となっており、数カ月後には競売に出されることになっていました。

 かつては彼ら一家の農奴の子供で、いまや富裕な商人になっているロパーヒン(梅野泰靖)は、
桜の園を貸別荘地にしてガーエフ、ラネーフスカヤー家の経済的破局を解決するように、と実際的な進言をしました。

しかし現実をまともに見ようともしない彼女らはそれに耳を貸そうともしませんでした。


 しかもラネーフスカヤ夫人は、持っていた財産をしぼりとられ、きっぱりと別れたはずのパリの男からの電報に心を動かすのでした。

 結局桜の園はロパーヒンが落札して、一家離散の日がきました。

ガーエフは町の銀行にやとわれることになり、
ラネーフスカヤは、貴族の伯母が抵当流れを防ぐため
娘のア−ニャ(片岡めのら/花村さやか)に送ってきた金を持って、パリヘ戻るというのです。

しかし、彼女の娘、17才のア−ニャは、万年大学生のトロフィーモフ(千葉茂則)の
「過去の生活と手を切らなければならない。…それには労働以外にないんだ」ということばにはげまされ、
「勉強して、それから働らくのだ」と新しい希望で胸をふくらますのでした。

 そして人びとが出発したあと、先々代から忠実につとめていた
老僕のフィールス(大滝秀治)が鍵をかけられた部屋にひとり残されていました……





スタッフ キャスト
アントン・チェーホフ ラネーフスカヤ (女地主) 奈良岡朋子
牧原 純 アーニヤ (その娘) 片岡めのら
台本 宇野重吉 花村さやか
演出 高橋清祐 ワーリヤ (その養女) 水原英子
装置 勝野英雄 ガーエフ (ラネーフスカヤの兄) 新田昌玄
照明 吉井澄雄 ロパーヒン(商人) 梅野泰靖
音楽 斉藤一郎 トロフィーモフ(大学生) 千葉茂則
衣裳 緒方規矩子 ピーシチク (地主) 里居正美
効果 岩田直行 シャルロッタ (家庭教師) 箕浦康子
舞台監督 中島裕一郎 エピホードフ(帳簿係) 伊藤孝雄
演出助手 清水柳一 ドゥニャーシャ (小間使い) 船坂博子
松本昌子 フィールス (従僕) 大滝秀治
山内 新 ヤーシャ (若い従僕) 小杉勇二
三木繭美 通行人 岡橋和彦
大貫ちひろ 駅長 郵便局の役人 客人 召使いたち 大場 泉 
照明助手 尾藤俊治 山本哲也
前田照夫 森 良夫
衣裳助手 金田正子 伊東理昭
制作 大庭剛幸 貞永 淳
吉田民夫
土部 歩
有安多佳子
大橋伸予
永田亜矢子
相葉早苗


三越劇場(東京・日本橋)

前売開始

2000年11月1日(水)

【公演日程】

12月 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
 
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開演時間 ○1:00 ●6:15 <但し16日のみ△12:00※4:30>

(ダブルキャスト)
アーニャ= 片岡めのらA / 花村さやか B

※出演者との交流会が12月14日の公演終了後にあります


お申し込み・お問い合わせ

劇団民藝
tel 044(987)7711
fax 044(986)0034
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三越劇場
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<10:00〜18:30>

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