劇団民藝

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2021年上演作品

集金旅行

原作=井伏鱒二 脚本=吉永仁郎
演出=高橋清祐・中島裕一郎

12月 三越劇場

2013年に紀伊國屋サザンシアターで初演。いらい西東西南北、日本各地を175ステージ巡演した井伏・吉永の傑作喜劇『集金旅行』。凱旋公演として、いよいよ東京に舞い戻ってきます。
樫山文枝演じるコマツさんと西川明扮するヤブセ先生のおかしな二人が繰り広げる珍道中。ふたりをめぐる一癖も二癖もある人物たちを演じる個性派ぞろいの演技陣。笑いと感動の絶妙のアンサンブルも旅の風に吹かれて、さらにパワーアップしています。
今回は、レトロな雰囲気がよく似合う三越劇場での上演です。戦前昭和の風俗や人情など『集金旅行』の劇世界に開幕ベルの前から浸っていただきます。演出には中島裕一郎も加わり、装いもあらたにお届けします。

あらすじ

東京荻窪のアパートの主人がぽっくり亡くなった。家族も親戚もなく、遺されたのはかなりの額の借金。担保に入ってしまったこの安アパートが気に入ってこの先も住み続けたい居住者たちは一計を案じる。部屋代を踏み倒して夜逃げしていった不心得者たちの郷里を巡り、故人に代わって滞納金を取り立て、借金の返済に当てようというのだ。不運な役を受ける羽目になった十号室の自称"売れない小説家"のヤブセマスオ氏はしぶしぶ中国地方・九州へ向かう。それを知った七号室のコマツランコさんは、同行して各地にいる昔の不実な恋人たちから慰謝料を取り立てたいと……。こうして目的の違う集金人二人の奇妙な道中が始まる。

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主な出演