劇団民藝

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2008年上演作品

プライス

原題=The Price
作=アーサー・ミラー 訳=倉橋 健 演出=兒玉庸策

2008年6月25日(水)~7月7日(月)
紀伊國屋サザンシアター

あらすじ

株価の大暴落で父親が破産。兄ウォルターは家を出て外科医となって大成するが、弟ビクターは崩壊する家を守り、安月給の警察官として平凡な生活に甘んじてきた。家族愛に支えられ廃人同然の父を介護してきたのだが、妻のエスターは一人息子が家を出てからは飲酒に耽るようになっていた。父親の死後、遺産の処分のため兄弟が16年ぶりに再会する。古い家具を値踏みする古物商ソロモン。過去の思い出の品々が、かつての怒りや不満をかきたてる。成功した兄も、妻と子供と別れ家族離散の日々を送っていた。人生の勝ち負けとは何か。払ってきた代償をめぐって意外な真実が明らかになる……。

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ビクター西川 明
エスター河野しずか
ウォルター三浦 威
ソロモン里居正美

スタッフ

装置島 次郎
照明前田照夫
衣裳前田文子
効果岩田直行
舞台監督武田弘一郎