2014年上演作品


東京公演

2月 『蝋燭の灯、太陽の光』 作=テネシー・ウィリアムズ 訳=吉原豊司 演出=高橋清祐


4月 『シズコさん』 原作=佐野洋子『シズコさん』(新潮文庫刊) 脚本=小池倫代 演出=兒玉庸策


6・7月 『白い夜の宴』 作=木下順二 演出=丹野郁弓


10月 紀伊國屋サザンシアター

コラボレーション

作=ロナルド・ハーウッド 訳=丹野郁弓 演出=渾大防一枝


12月 三越劇場

バウンティフルへの旅

作=ホートン・フート 訳・演出=丹野郁弓

主な出演=奈良岡朋子

ホートン・フートは1916年テキサス生まれ。舞台、テレビ、映画の脚本家として広く知られ、中でも映画「アラバマ物語」の脚色が有名である。2009年に死去するまでアメリカのエンターテインメント業界において長期間君臨し続けた作家である。
『バウンティフルへの旅』は1953年にテレビドラマとして制作された。リリアン・ギッシュ主演のこのドラマは好評で、同じ年にほぼ同じ配役で舞台化されている。また1985年に映画化され、主演したジェラルディン・ペイジはアカデミー賞を受賞した。
同じ時期に活躍したテネシー・ウィリアムズの良きライバルとされたフートは、ウィリアムズを「芸術的には兄」だが「私の好みからすると少し飾りすぎている」と評した。その言葉どおり、華麗で詩的な言葉をくりだすウィリアムズとは対照的に、フートは市井の人々を優しく見つめ、穏やかで抑えた筆致で日常を切り取る作家だと言えるだろう。
未亡人キャリー・ワッツは、息子ルディとその嫁ジェシー・メイと共にテキサス州ヒューストンで暮らしている。都会の生活に馴染めず、絶え間ない嫁とのいざこざに耐えかね、ワッツ夫人は止める息子夫婦を尻目に、わずかな年金を手に故郷バウンティフルへの旅に出る。旅の間のさまざまな騒動、知り合う人々との暖かな交流…ついにたどり着いた故郷で彼女は何を見つけるのだろうか。


各地公演

八月の鯨

静かな落日

海霧


稽古場特別公演

アンネの日記