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三越劇場12月 劇団民藝提携公演 ダリオ・フォ=作 高田和文=訳 渡辺浩子=台本 丹野郁弓=演出
2001年12月6日(木)〜20日(木) |
| 【ものがたり】 |
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オイルショックのおかげでここイタリアも猛烈なインフレ、働くものの生活は逼迫して家賃も電気代ガス代も払えません。
一方的に値上げしたスーパーに主婦たちが押しかけて、値段はあたしたちがきめるとばかり手当たりしだいに商品をもちだしました。労働者ジョバンニの妻アントニアもいっしょです。 工場の食堂でも飯がまずいと騒ぎがおこり、腹ぺこで帰ったジョバンニはもともと不法なことが大きらいな堅物です。そこでアントニアと亭主の智恵くらべ。 町にはにわか妊婦やせむし男があふれ、捜査に来た巡査部長が過激派だったり、憲兵のまえでマルゲリータが「破水」したり、棺桶がもちこまれたり…… 夜勤から帰ったルイジの情報では、工場じゃ一日で六千人を解雇して二カ月後に閉鎖するとか。さすがのジョバンニも、ついに堪忍袋の緒をきって…… |
| 【出演者】 | |
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大滝秀治 おもな舞台は『ゴドーを待ちながら』ラッキー(十三夜会推賞)、『審判』主席弁護人(紀伊國屋演劇賞)、『円空遁走曲』円空・大山(名古屋演劇ペンクラブ賞)、『嬰児ごろし』小山敬介、『すててこてこてこ』円朝、『第二次大戦のシュベイク』シュベイクなど多数。 最近では『君はいま、何処に…』田島柾二郎(読売演劇大賞優秀男優賞・94年度十三夜会賞年間最優秀賞)、『研師源六』源六('95)、『巨匠』老人('97)、『勤皇やくざ瓦版』金七、『炎の人』ヴァン・ゴッホ(2000年度十三夜会賞)、『桜の園』フィールス(2000)などがある。 外部の舞台でも『夏の盛りの蝉のように』『滝沢家の内乱』『紙屋町さくらホテル』などに出演、テレビ、映画、CMと幅広く活躍している。 88年に紫綬褒章、95年に勲四等旭日小綬章を受章した。 |
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奈良岡朋子 1948年女子美大在学中、民衆芸術劇場(第一次民藝)の研究生となり、50年劇団民藝の設立に研究生として参加。 おもな舞台は、『山脈』よし江、『かもめ』ニーナ、『ガラスの動物園』ローラ、『イルクーツク物語』ワーリャ、『三人姉妹』オーリガ、『奇蹟の人』サリバン、『セールスマンの死』リンダ、『どん底』ワシリーサ、など多数。 最近は『グレイ クリスマス』五篠華子('92~'99)『ルナサの祭りの日に』ケイト('93)、『君はいま、何処に…』田島みこ('93〜'97)、『怒りのぶどう』ジョードの母('94)、『波のまにまに お吉』お吉('96)、『遠い声』管野須賀子('97)、『根岸庵律女』正岡律('97〜'00)、『桜の園』ラネーフスカヤ(2000)、『アンネの日記』ファン・ダーン夫人などがある。 これまでに芸術祭奨励賞・優秀賞、名古屋ペンクラブ賞、紀伊國屋演劇賞、テアトロ演劇賞、菊田一夫演劇賞など多数受賞。 『放浪記』をはじめ商業演劇の舞台も多く、テレビ、映画、ナレーターとしても活躍している。 |
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梅野泰靖 少年期に新児童劇団に三年間在籍。1951年に民藝少年劇第二回公演『山びこ学校』で主役の藤三郎に抜擢される。54年に民藝に入団。 おもな舞台は、『イルクーツク物語』ラプチェンコ、『ゼロの記録』千草・泉久松、『山脈』山田浩介、『亡命者』AA(紀伊國屋演劇賞)、『居酒屋』クーポー、『すててこてこてこ』円遊、『息子』金次郎、『どん底』ペーペル、『巨匠』Aなど。 映画、テレビでも『幕末太陽伝』『こちら社会部』などで活躍。最近では三谷幸喜のヒット作『ラヂオの時間』マネージャー役、また『今夜、宇宙の片隅で』(三谷幸喜脚本・フジテレビ)で主人公(西村雅彦)のご指南役、コンビニの店長を演じた。 最新作『みんなの家』にも出演している。 |
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西川明 桐朋学園大学演劇科卒業後、パントマイムの助手を勤める。ザ・スーパーカンパニー、アングラ演劇などの活動をへて、1973年民藝に入団。 主な舞台は『赤ひげ』定治、『山脈』富吉、『ヨールカの灯り』ニキータ・リハーチョフ、『エレジー』河崎清二、『エマ』ベン・ライトマン、『天使との二〇分』ウガーロフ、『ガイジン』オーウェン・マッサーなどがある。 最近の舞台では『グレイ クリスマス』五篠紘一('92−96)、『旧アルバート街のメルヘン』クジマー、『怒りのぶどう』ミューリー・グレーヴス('94)、『青春の甘き小鳥』ジョージ・スカダー('95)、『帯に短し…』天野卯之助('96)、『巨匠』医師、『アニマル・ファーム』ナポレオン、『遠い声』宮下太吉('97)、『グレイ クリスマス』権堂('99)、『二人だけの舞踏会』三鼓英水(2000)などがある。 |
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水原英子 1963年民藝俳優教室に入り、66年に劇団員となる。翌年木下順二『白い夜の宴』凉役に抜擢される。『三人姉妹』イリーナ役をはじめとし、次々と大役につく。 最近の舞台は、『私を忘れないで』堤アキ子('95)、『壊れたガラス』シルヴィア・ゲルバーグ('96)、『大司教の天井』マーヤ、『湧きいずる水は』叶里子('99)、『二人だけの舞踏会』古旗嘉江('99)、『桜の園』ワーリャ(2000)がある。 外部の舞台では、97年と99年に、ジャイルズ・ブロック脚本・演出の『ハムレット』に出演、好評を得た。 |
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【作】 |
| ダリオ・フォ | 「イタリアが生んだ万能の演劇人」とも称され劇作家・俳優・演出家を一人で兼ねるだけでなく、舞台美術・衣裳・音楽・振り付け、と演劇に関わるあらゆる仕事をこなします。 1926年、北イタリアの小さな町に生まれ、ミラノ工科大建築学部をへて、50年代前半、国営放送局のラジオ番組や劇場用レビューを制作。まもなく女優フランカ・ラーメと劇団をつくり、商業劇場で公演活動を始めます。 舞台では、歌、パントマイム、アクロバット、ブラック・コメディなどの要素をとりいれ、痛烈に社会を諷刺。 『二丁拳銃で目は白と黒』('60)、『十戒その七、盗みは控え目に』('64)、『悪いのはいつも悪魔』('65)、『奥方様は捨てろ』('67)などを上演します。さらに、制作した歌謡番組の寸劇が検閲を受けたあと、商業劇場を放棄、共産党系の文化団体ARCIを通じて活動を続けます。 フォはかつて広場や街頭で道化を演じていた大道芸人の中に抑圧された民衆としての役割を認めて、各地で独演、俳優ダリオ・フォの人気を集めました。 1970年、ARCIを脱退し、ラーメら数名と演劇集団ラ・コムーネを結成。政治への傾斜を強め、『あるアナーキストの思いがけない死』('70)、『チリ人民戦争』('73)などを上演しますが、しだいに政治集会の様相を帯び、劇団は内部分裂してしまいます。 純粋な政治活動と一線を画し、77年には、14年ぶりにイタリア国営放送に復帰しました。その尖鋭性にもかかわらず、揺るぎない評価をあたえられています。 1997年、演劇人としては史上初のノーベル文学賞を受賞。 フォの作品は、コメディア・デラルテの喜劇的な精神を最大限に生かしつつ、現代的なテーマを巧みに織り込んで「強い政治性を持ちながら、一級のエンターテイメントでもある」という希有な性格を持っています。 民藝では87年に『クラクションを吹き鳴らせ』(原題「トランペットとラズベリー」)も上演しました。 |
| 【公演日程】 |
2001年12月6日(木)→12月20日(木) |
| 日 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 曜 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 |
| 昼の部 | 1:00 | 12:00 | 1:00 | 1:00 | 1:00 | | 休演 | 1:00 | 1:00 | 1:00 | 1:00 | 1:00 | 1:00 | 1:00 | |
| 夜の部 | 6:15 | 5:00 | 6:15 | 6:15 |