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文化庁芸術創造特別支援事業 三越劇場提携 小山裕士作 /兒玉庸策演出 二人だけの舞踏会 1999年12月4日(土) → 21日(火) 三越劇場(東京・日本橋) |
「泰山木の木の下で」など民藝を代表する演目の作者小山氏の岸田演劇賞受賞作。
戦後まもなくの東京を舞台に、そこに生きる人々を暖かいまなざしで描き出します。
時は朝鮮戦争の休戦直後の東京。
かつては豪華であったろう元松村元帥邸を、
日本の敗戦で傷ついた人たちが間借りをして生活している。
黒瀬邦彦(梅野泰靖)は戦前は三井物産に勤めていたが今は弱小企業で働いて糊口をしのぎながら、
息子の将来だけに希望をつなぐ無気力な人間になっている。
妻・利加(樫山文枝)はそんな夫になにかとつっかかり、これからの自分たちの生きる道をさがしている。
三鼓英水(西川明)は太平洋戦争で南方に従軍し、帰国してみれば広島の家族は原爆で全滅。
同じく原爆孤児のまり(石村昌子/桜井明美のダブルキャスト)と結婚し、
東京で作曲家として生きようとしているが目標が定まらない。
小松省吉夫婦(杉本孝次・南風洋子)も、苅米の家族(石森武雄・細川あゆみ/中山エミ)も
戦前はごく普通の庶民としての生活をしてたのだろうが、今やその日ぐらし。
隣人への思いやりにも欠け、自分たちがこれからどう生きていけばいいのか確信が持てない。
一方、朝鮮動乱特需の影響で軍需産業を中心に高度成長が始まり、
又、保安隊の創設になど再軍備の動きも起こっている。
満洲浪人くずれの井上一夫(伊藤孝雄)はそのような世の中を巧みに泳いで
他人を食いものにしながらのしあがろうとしている。
この戯曲は、廃墟と化した日本で茫然自失し、何とかして自分の進む方向を、
自分の存在理由をみつけようとしている人たちを描いている。
再軍備が徐々に進むなかで、平和な世の中を希求する人々。
三鼓英水が作曲した「二人だけの舞踏会」のような清らかな世界を願う人たちの姿が描かれる。
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| 前列左より伊藤孝雄・水原英子・樫山文枝・梅野泰靖・南風洋子 後列左より齊藤尊史・桜井明美・西川明・石村昌子 |
| スタッフ |
キャスト |
||||||
| 演出 | … | 兒玉庸策 | 黒瀬邦彦 | … | 梅野泰靖 | ||
| 装置 | … | 勝野英雄 | 利加 | … | 樫山文枝 | ||
| 照明 | … | 尾藤俊治 | 啓介 | … | 齊藤尊史 | ||
| 音楽 | … | 池辺晋一郎 | 三鼓英水 | … | 西川 明 | ||
| 衣裳 | … | 金田正子 | まり | … | 石村昌子 | ||
| 効果 | … | 岩田直行 | 桜井明美 | ||||
| 舞台監督 | … | 中島裕一郎 | 井上一夫 | … | 伊藤孝雄 | ||
| 演出スタッフ | … | 松本昌子 | 古旗嘉江 | … | 水原英子 | ||
| 山内 新 | 小松省吉 | … | 杉本孝次 | ||||
| 大貫ちひろ | 徳子 | … | 南風洋子 | ||||
| 松田典子 | 苅米太市 | … | 石森武雄 | ||||
| 稲葉今日子 | 信子 | … | 細川あゆみ | ||||
| 中山エミ | |||||||
| 志田原ツル | … | 塩屋洋子 | |||||
| 牧村善三 | … | 今野鶏三 | |||||
| 制作 | … | 大庭剛幸 | 執行史 | … | 武田至教 | ||
| 平田みゆき | 牧村の子分 | … | 吉岡 太 | ||||
公演日程
| 12月 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
| 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | |
| ヒル | 13:00 B |
13:00 A |
13:00 B |
13:00 A |
13:00 B |
13:00 A |
休演 | 13:00 B |
13:00 D |
13:00 C |
13:00 C |
13:00 D |
13:00 C |
13:00 D |
||||
| ヨル | 16:00 A |
18:15 B |
18:15 A |
18:15 C |
18:15 D |
※ ダブルキャスト
| 三鼓まり役 | 苅米信子役 | |
| A | 石村昌子 | 細川あゆみ |
| B | 桜井明美 | 中山エミ |
| C | 石村昌子 | 中山エミ |
| D | 桜井明美 | 細川あゆみ |
12日の公演終了後、出演者との交流会がございます。
12日当日の観劇にかかわらずご参加頂けます。
会場ロビーに直接お越し下さい。
1999年12月4日(土) → 21日(火)
三越劇場(東京・日本橋)
■前売開始
11月1日(月)
■お申し込み・お問い合わせ
劇団民藝
044(987)7711
fax044(986)0034
劇団民藝青山事務所
п@03(3401)5131
fax 03(3401)5132
■プレイガイド
チケットぴあ 03-5237-9999・9988 CNプレイガイド 03-5802-9999
三越劇場 03-3274-8675(受付時間10:00〜18:00)
■入場料(全席指定)
一般6,200円(消費税込み)