思案橋
「小ぬか雨」(『橋ものがたり』所収)、「夜の雷雨」(『神隠し』所収)、
「亭主の仲間」(『時雨みち』所収)すべて新潮文庫刊
原作=藤沢周平 脚本=吉永仁郎 演出=高橋清祐
日本橋川が大川(隅田川)にそそぐ何町か手前、掘割に近い裏長屋。三月先に祝言をひかえ水茶屋勤めに精を出す娘、商売の見習いで上方にいる孫の帰りを待つ老婆、つぶしてしまった古手屋(古着古物の店)をもう一度立て直そうと日雇稼業や内職に汗を流す夫婦などが、肩を寄せ合ってその日その日を何とか過ごしています。今日も何事もなく終わりかけた秋の夕暮れ時、人目を避け駆け込んできた男とそれを追って来た十手の男たち。これがきっかけのように、一見平穏に暮らす裏店の人びとの心を揺さぶる出来事が次々と……。
スタッフ
- 装置……堀尾幸男
- 照明……中川隆一
- 衣裳……貝沼正一
- 効果……岩田直行
- 舞台監督……内田喜三男
キャスト
- 辰蔵(長屋の住人、日雇人足)……水谷貞雄
- おまつ(辰蔵の女房)……塩屋洋子
- 伊之助(辰蔵の仕事仲間)……塩田泰久
- おすみ(長屋の住人、水茶屋の女中)……日色ともゑ
- 新七(味噌問屋の手代)……西川 明
- 勝蔵(大工、おすみの許婚)……吉岡扶敏
- おつね(長屋の住人、独り住居の年寄り)……入江杏子
- 安五郎(畳屋、おつねの弟)……内藤安彦
- 清太(おつねの孫)……和田啓作
- おきく(足袋屋の縫い子)……飯野 遠
- 善次郎(履物屋の若旦那、清太の友達)……平松敬綱
- 岩吉(長屋の住人)……岩下 浩
- おくら(岩吉の女房)……田畑ゆり
- おすえ(足袋屋の女房)……別府康子
- おみつ(子守の娘)……印南 唯
- やくざ1……岡山 甫
- やくざ2……高野 大
- 酔っ払いの男……今野鶏三
- 岡っ引きの手下たち……梶野 稔、西部 守
- 長屋の女たち……新澤 泉、齊藤詩織
上演記録
| 上演地 | 会場 | 上演期日 |
|---|---|---|
| 東京 | 三越劇場 | 2011年12月4日~20日 |

