神戸北ホテル
作=小幡欣治 演出=丹野郁弓
昭和16年、川柳作家であり歯科医の仁野六助は治安維持法で検挙されます。東京を追われた仁野が行き着いた先は神戸、その名も北ホテル。名前こそしゃれてはいるものの、築50年、老朽化したここは闇屋、行商人、打ち捨てられた外国人たちがたむろするハキダメのようなホテルです。しかし妻子を東京においての気ままな暮らし、女にめっぽうだらしがない仁野は、この束の間の独身生活をそれなりに謳歌するのでした。ところがそこに昔の恋人、大関うららが不意に現れます。彼と別れて一度は郷里の長崎・福江島に帰っていた彼女は、仁野が離婚したとの噂を信じてはるばる神戸まで彼を追いかけてきたのです。必死な彼女の一途さに恐れをなす仁野をよそに、うららはさっさと看護婦の職を見つけて神戸に居座ってしまいます。昭和も19年になり、戦局は日増しに過酷さを増していき……。
スタッフ
- 装置……石井みつる
- 照明……前田照夫
- 衣裳……緒方規矩子
- 音楽監督……日高哲英
- 効果……岩田直行
- 舞台監督……武田弘一郎
- 演出助手……佐々島 侑
- 装置助手……勝野英雄
- 衣裳助手……金田正子
- 照明助手……尾藤俊治
キャスト
- 大関うらら(看護婦)……奈良岡朋子
- 仁野六助(歯科医)……西川 明
- 典子(その妻)……箕浦康子
- 章吾(会社役員)……三浦 威
- 小鹿啓四郎(ホテル支配人)……稲垣隆史
- 森口八重(ホテル事務員)……望月ゆかり
- 丹沢伸夫(楽団員)……和田啓作
- 晴美(楽団員)……大越弥生
- 内村咲男(楽団員)……齊藤尊史
- 下平洋一(楽団員)……行田 旭
- 宮代卯吉(宿泊客)……今野鶏三
- 赤岩仙次(宿泊客)……角谷栄次
- 鬼河俊男(宿泊客)……境 賢一
- 内沼タキ江(宿泊客)……別府康子
- 丸目勘十(宿泊客)……杉本孝次
- 片桐夕子(バーのママ)……細川ひさよ
- 深見新子(バーの女給)……船坂博子(2009年)、藤巻るも(2010年)
- 中原りえ(バーの女給)……庄司まり
- ベルトルッチ(宿泊客 イタリア人)……里居正美
- 妻(宿泊客 イタリア人)……前田真里衣
- バーシャ夫人(宿泊客 ロシア人)……入江杏子
- 白波瀬晃(警部補)……吉岡扶敏
- 貫名(刑事)……高橋征郎
- 佐近(刑事)……児玉武彦
- 荒木(病院事務長)……天津民生
- 武市恭平(海軍士官)……高野 大
- 巡査……岡山 甫、吉田正朗
上演記録
| 上演地 | 会場 | 上演期日 |
|---|---|---|
| 東京 | 三越劇場 | 2009年12月5日~20日 |
| 麻生 | 川崎市麻生市民館ホール | 2010年5月2日 |
| 北九州 | 北九州芸術劇場 中劇場 | 2010年5月10日~17日 |
| 下関 | 下関市生涯学習プラザ 大ホール | 2010年5月19日~21日 |
| 飯塚 | 飯塚コスモスコモン 中ホール | 2010年5月22日・23日 |
| 直方 | ユメニティのおがた | 2010年5月24日 |
| 田川 | 田川文化センター | 2010年5月25日 |
| 別府 | ビーコンプラザフィルハーモニアホール | 2010年5月27日 |
| 大分 | 大分県立芸術会館 | 2010年5月28日・29日 |
| 都城 | 都城総合文化ホール 中ホール | 2010年5月31日 |
| 宮崎 | メディキット県民文化センター 演劇ホール | 2010年6月1日 |
| 鹿児島 | 鹿児島県文化センター 宝山ホール | 2010年6月2日~4日 |
| 熊本 | 熊本県立劇場 演劇ホール | 2010年6月5日~7日 |
| 福岡 | ももちパレス | 2010年6月9日~17日 |
| 諫早 | 諫早文化会館 | 2010年6月18日 |
| 佐世保 | 佐世保市民会館 | 2010年6月19日 |
| 島原 | 島原文化会館 | 2010年6月21日 |
| 長崎 | 長崎市公会堂 | 2010年6月22日~24日 |
| 佐賀 | 佐賀市民会館 | 2010年6月25日~27日 |
| 美濃加茂 | 美濃加茂市文化会館 | 2010年6月29日 |
| 大垣 | スイトピアセンター | 2010年6月30日 |
| 京都 | 京都府立文化芸術会館 | 2010年7月2日 |
| 福井 | 福井市文化会館 | 2010年7月3日 |
| 大阪 | サンケイホールブリーゼ | 2010年7月5日 |
| 多治見 | 多治見文化会館 | 2010年7月7日 |

