『浅草物語』舞台写真

浅草物語

作=小幡欣治 演出=高橋清祐

 還暦を過ぎて隠居した浅草っ子のおじいちゃん、結婚したいと言い出した。相手は二十も若い吉原の花魁あがりとか、一男四女の家族会議はすったもんだの大騒ぎ。父親思いの長女が訪ねていくと、役者たちも出入りする浅草の十二階下のカフェのママでした。でも結婚なんて気はさらさらなく、家出娘をかくまったりしています。長女のふとん屋に同居したおじいちゃんは17歳になる孫をかわいがり、お酉様の夜に吉原につれ出そうとするけれども、もののみごとに大失敗。助けた家出娘に裏切られたママは警察に挙げられて、そこにも過去はつきまといます。ママには母子のあいだを裂かれた息子がいたのです。その子が新潟で結婚すると手紙をよこしても無視するし、赤紙がきたと上京しても泥酔して追い返す。でも、やはり宿場女郎の子で里子に出されたというおじいちゃんは、つらい胸のうちを明かすのでした……。


スタッフ

  • 装置……内田喜三男
  • 照明……前田照夫
  • 衣裳……貝沼正一
  • 効果……岩田直行

キャスト


上演記録

上演地 会場 上演期日
七尾 能登演劇堂 2008年3月8日~10日
東京 東京芸術劇場 2008年3月15日~4月6日