浅草物語
作=小幡欣治 演出=高橋清祐
還暦を過ぎて隠居した浅草っ子のおじいちゃん、結婚したいと言い出した。相手は二十も若い吉原の花魁あがりとか、一男四女の家族会議はすったもんだの大騒ぎ。父親思いの長女が訪ねていくと、役者たちも出入りする浅草の十二階下のカフェのママでした。でも結婚なんて気はさらさらなく、家出娘をかくまったりしています。長女のふとん屋に同居したおじいちゃんは17歳になる孫をかわいがり、お酉様の夜に吉原につれ出そうとするけれども、もののみごとに大失敗。助けた家出娘に裏切られたママは警察に挙げられて、そこにも過去はつきまといます。ママには母子のあいだを裂かれた息子がいたのです。その子が新潟で結婚すると手紙をよこしても無視するし、赤紙がきたと上京しても泥酔して追い返す。でも、やはり宿場女郎の子で里子に出されたというおじいちゃんは、つらい胸のうちを明かすのでした……。
スタッフ
- 装置……内田喜三男
- 照明……前田照夫
- 衣裳……貝沼正一
- 効果……岩田直行
キャスト
- 鏑木りん(「モロッコ」の女主人)……奈良岡朋子
- 玉枝(女給)……仙北谷和子
- 清子(女給)……大越弥生
- 江村千代(女給)……望月ゆかり
- 諸岡(バーテン)……高橋征郎
- 鈴木市之進(マル市酒店の大旦那)……大滝秀治
- 鈴木鐵太郎(当主・市之進の長男)……三浦 威
- うめ(次女)……白石珠江
- その(三女)……細川ひさよ
- ふゆ(四女)……河野しずか
- 大浦くみ(市之進の長女・蒲団店の女主人)……日色ともゑ
- 春子(長女)……渡辺えりか
- 桂介(長男)……齊藤尊史
- 是近伝吉(元箱屋 通称ハコ伝)……小杉勇二
- 田所浩一(りんの長男)……みやざこ夏穂
- 和田(蒲団職人)……安田正利
- 堂本(浅草の役者)……伊藤 聡
- 牧野(浅草の役者)……伊東理昭
- 弘美(浅草の役者)……川岸紀惠
- 弁蔵(地回り)……松田史朗
- 弥七(地回り)……山本哲也
- 坂場の客A……梶野 稔
- 坂場の客B……塩田泰久
- 浅岡(私服)……肉倉正男
- 久利(私服)……大場 泉
- 浅草の役者たち……酒井源司、平松敬綱、大崎さおり、庄司まり、飯野美穂子
上演記録
| 上演地 | 会場 | 上演期日 |
|---|---|---|
| 七尾 | 能登演劇堂 | 2008年3月8日~10日 |
| 東京 | 東京芸術劇場 | 2008年3月15日~4月6日 |

